キャラクターの「さる」について

アートディレクター:近森 基

渋谷の方角は「申」だった

渋谷のまちで動物をイメージすると、なんと言いましても、
「ハチ公」に代表されるように、犬ではないかと思われます。
渋谷音楽祭の、イメージキャラクターを「さる」としましたが、
その理由としまして、渋谷は、山の手線からイメージすると、
西南西の方角ですが、昔は、十二支で例えられており、
渋谷の方角は「申」だったそうです。
「さる」は、自由に動き回る、
すなわち、回遊性のまち渋谷を楽しく活動するということで、
ピッタリではないかと考えました。

誰かが歌いだすと、どんどん呼応していく「グレートコール」

「さる」の吼声は、「歌っている」ことだそうです。
すなわち、コミュニケーションの手段なのですね。
渋谷音楽祭に登場しているキャラクターは、
「手長ザル」でして、彼らの歌声は「グレートコール」と呼ばれています。
ある種の群れごとに、特殊なフレーズがあり、
誰か一人が歌いだすと、どんどん呼応していき、
ジャングル全体で歌い始めるのです。
つまり、それぞれがコミュニケーションを取り合い、気持ちがひとつになっていくのです。
それは、渋谷音楽祭のテーマと一致していると思います。
渋谷のまちで、誰かが歌い始めると、まち全体にメッセージが広がっていく。
それは、人々のエネルギーに繋がるイメージがありますね。

3匹のサルと3 Little Words

「ピンク」は、渋谷音楽祭のテーマカラーです。
ポスターの「3匹のピンクのサル」は、
それぞれが3 Little Wordsのメッセージをもっており、
「さる」達が、空から渋谷のまちに舞い降りてくるイメージなのです。

ピンクのサルが目印!

渋谷音楽祭のスタッフのTシャツやジャンパーには、
キャラクターの「ピンクのサル」がプリントされています。
当日は、ピンクのサルのウェアを着たスタッフが、
渋谷のまちでたくさん活動しているのを見かけることでしょう。
皆さんで、彼らと「こんにちは」と言葉を掛け合い、
豊かな渋谷音楽祭を作っていきましょう。